ゆるりとミニマリスト暮らし

結婚を機にゆるりと「ミニマリスト暮らし」をはじめた40代夫婦の日々の「実験記録」です。

料理編集者が選んだ、料理本「7選」

こんにちは、UNOです。

 

もともと、フリーで料理編集者として仕事をしていたワタクシ。

職業柄、自分が手掛けた本も含めて、

料理&食関連の本、雑誌が山盛りありました。

でも、結婚を機に、パートナーと、

「夫婦二人でミニマリストライフを実践しよう!」

ということになったので、

手持ちの本を「大断捨離」することになったのです。

 

これ、なかなか大変な作業でした^^;

 

ただ、やみくもに「断捨離」をしても

うまくいかなさそうだと思ったので、

「残すもの」「手放すもの」の「基準」

=「軸」を作ることにしました。


そして、料理本を厳選する際に、私が「軸」にしたことが

以下の「3点」です。

 

◎これまで、何度も作ったレシピが多く載っているものを

優先して選ぶ

 

◎「料理の基本」に関する情報が網羅されているもの

(「事典」的なもの)を優先して選ぶ

 

◎この先、作る可能性が高いレシピが多く載っているものを

優先して選ぶ

 

 

その結果選び抜かれたのが、今回紹介する「7冊の料理本」です

(ひと言コメントもつけてみました。参考までに)。

 

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1『だれも教えなかった料理のコツ』(有元葉子/筑摩書房

→キレイな写真満載の料理本とは一線を画した一冊。

でも、「料理の本質」が垣間見られ、実用性もある良書だと思います。

この手の本は、男性の方が好きかな?

 

2『伝言レシピ』(高橋みどり/マガジンハウス)

→雑誌『Ku:nel』(リニューアルする前のww)での

連載をまとめたもの。

「料理のプロ」以外の人の、「等身大のレシピ」が

日常使いには向いているように思います。

「素パスタ」をはじめて作って食べた時の衝撃と感動は

いまだに身体が記憶しています!

 

3『ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!』(ケンタロウ/講談社

→「敷居が高い」「難しそう」と思われがちな「和食」も、

ケンタロウさんにかかれば、こんなにラフに作れちゃう!

そんな風に思える1冊です。

料理初心者の「和食デビュー本」に、いいんじゃないかなと。

「れんこんと豚肉の煮物」は、ホントに何度も作りました!

 

4『お料理のきほん事典』(瀬尾幸子/西東社

→手前みそですが、ワタクシが制作に携わった1冊です。

実は、この本、2016年にリニューアルされていまして、

今回紹介した本は古本などでしか入手できないと思われます。

ただ、ココだけの話ですが、

「リニューアル前のもの」の方が、正直、使い勝手はいいんじゃないかなと。

そんな風に思うので、あえて、「リニューアル前のもの」を

紹介しました。

 

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5『少ない素材でおいしい 楽うまごはん』(武蔵裕子/西東社

→こちらもワタクシが制作に携わっているものです。

その昔、「家庭料理業界」(なんてあるの!?!?)で
「少ない素材で作る料理ブーム」というのがありまして・笑、

その時に出版された本がベースになっています。

こちらは、2014年に「リニューアル」されていて、

より使いやすくなっていると思います。

「2品献立」のパートでは、「2品同時に仕上げるコツ」を

文章で紹介しているので、調理前に読んでおくと、

段取りよく仕上げられると思います。

 

6『VIVA LA PASTA パスタは陽気に』

(サルバトーレ・クオモ パンツェッタ・ジローラモ柴田書店

宅配ピザで有名な『サルバトーレクオモ』のオーナー、

サルバトーレ・クオモ氏と、「ちょい悪オヤジ」で有名な

パンツェッタ・ジローラモ氏の共著による「パスタ本」。

この本が出た時は、まだ、クオモさんは、

中目黒のお店をやっていただけで、

宅配ピザはやっていなかったし、ジローラモさんも

「ちょい悪オヤジ」ではなかった・笑。

「日本的にアレンジされていない」、

ごくシンプルな南イタリアのレシピが楽しめる1冊です。

 

7『コウケンテツの野菜でごはん 僕のおいしい、とっておき。』

コウケンテツ主婦の友社

→テレビや雑誌で大活躍のコウケンテツさんの料理本。

以前、お仕事をご一緒させていただいたことがありますが、

本当にいい方!!! もちろん、お料理もおいしい。

私、個人的に、「たれ、ソース」がおいしくて、

バリエーションの幅が広い料理家さんのことは

すごく信頼をおいておりまして。

コウさんは、その「たれ、ソース」のセンスがバツグンなんですよね。

「たれ、ソースのヒントに」

ということで手元に残しておいた1冊です。

 

【番外編】

 

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★『12月31日から間に合うSPEEDおせち』

(検見崎聡美/インデックス・コミュニケーションズ

→実際に、この本を見ながら、おせちを作ったことがあります。

31日だけではさすがに難しいですが・笑、

2、3日あれば、確実に作れるおせちの本です。

ここ数年は、実家でも、一からおせちを作ることはほとんどなくて、

「買ってきた料理を並べるだけ」という状態でした。

 

今年の年末は、

久々に一からおせちを作ることになる可能性が高いので、

この本が活躍しそうです!!!

 

★『うちで焼く丸パン』(堀井和子文化出版局

 

→すーっごくシンプルな「手ごねパン」のレシピ本です。

以前、パン作りにハマっていた時、よく読んでました。

ただ、現在、小麦粉を制限しているので^^;

今後、活用する日が来るかは謎なのですが……。

「軸」からは外れるのですが、

まだ、ちょっと手元に置いておきたくて、残しておいた1冊です。

 

と! こんな感じで「7冊」の料理本を

選び抜いてみました。

 

ここで紹介したもの、特に「1~4」は、

どれも、「基本の料理」「定番の料理」、
そして、「シンプルな料理」というものがほとんどです。

一般的に世の中で出回っている料理本って、
いろいろアイディアが満載だったり、
斬新な組み合わせのレシピが

網羅されているものが多いんですけども……

(実際、私が制作する際も、
出版社からそういったオーダーを受けることが多かったです)。

 

でもね。

実際に、た~くさんの料理本を制作してきて、

なおかつ、仕事をしながら、日々のごはんを作って、

みたいなことを、長年してきて思うのは、

 

「日々のごはんは、シンプルなものが一番」

 

ということなんですよね。

 

手の込んだものを毎日作るなんて、
そうそうできるものじゃないですからね。

あと、私がレシピ本に求めるものは、

「レシピ数」でも、「斬新なアイディア」でもなくて。

 

「応用がきくかどうか」ということ。

 

いろんなレシピが載っているよりも、

ひとつのレシピがあって、

材料や味つけをかえるだけで、どんどん幅が広がる、

そんなレシピ本が、

結果として「長く付き合える」レシピ本なんじゃないかなと。

 

ここで紹介した本は、

「料理のレパートリーを増やしたい」

「いろんなアイディアを知りたい」

みたいな人には向かないかもしれませんが、

「日々、おいしいごはいを食べたい」

という、シンプルな要求には応えてくれると思います。

 

しばらくは、この厳選した「7冊」+「2冊」の本で、

「日々のごはん」を楽しみます♪

 

※「ミニマリストライフ」なブログなのに、

文章が「ミニマル」じゃないというね……^^;
最初なので、気合が入った結果ということで!